コラボバクイズの答え「柔道と空手の関係」
柔道と空手は似たような道着を着て行うために違いがあまりわからない方も多いと思います。
柔道は相手をつかみ、主に投技を主体として、固め技(関節技)、絞め技があります。また対人で投技などを行う形があります。
空手は対人ではなくひとり、または複数で行う型(形)と、対人で行う組手があります。
空手は沖縄で熟成された武道だというお話は以前にしましたが、1922年(大正11年)に文部省主催の第1回体育博覧会というのがあり、柔術をもとに柔道をつくった嘉納治五郎先生という方が、沖縄の空手家船越義珍先生を呼び「琉球空手術」を紹介したのです。これを機会に本土で空手が認知されることになりました。その後柔道の一部門として空手を取り入れようとしたようですが、空手は空手独自の発展をして今日に至っています。
真月流空手道では柔道の投技、受け身、関節技なども学びます。
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2016年9月8日 | コメント/トラックバック(0) |
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コラボバクイズの答え
空手の「ブンカイ」って何?
ということですが、漢字では分解と書きます。
これは空手の型の中にある技を抜き出して、その技の実用はどうしたらよいのかということを研究することを言います。
そして多くの場合、相手の連続攻撃をさばきながら反撃をするというやりとりをパターン化してそれを繰り返します。
そのような練習をたくさん行うことで、型の動きの意味を本当に理解することができ、型に命が吹き込まれていくというわけです。
真月流空手道の場合、沖縄空手の特徴である関節技、投げ技に結びつく動きが多く護身術として有効です。
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2016年6月10日 | コメント/トラックバック(0) |
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コラボバクイズの答え「空手と古武術の関係は」
空手の発祥についてはすでにお話してありますが、琉球、つまり沖縄が発祥の地です。
その沖縄は昔、薩摩藩により武器を携帯することを禁じられていました。そこで琉球の武士、あるいは武術家たちは民具や身近にあるものを使い、あるいは改良して武器としました。つまり刀などは携帯することができないかわりに天秤棒や碾臼の柄、脱穀の際に用いる短棒などを武器として使用することを考えたのです。それが琉球武術として、棒、ヌンチャク、トンファー(トイファー)、ティンベー、スルジンというような武器術を編み出したのです。各村に棒の型が伝承されていて、沖縄の祭りでは必ずといっていいほど棒踊りが見られます。そしてその中でも武術性の高いものが武術型として伝承されています。真月流空手道では空手と古武術は車の両輪と考え、上級者には指導をしています。
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2016年4月24日 | コメント/トラックバック(0) |
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コラボバクイズ12月号の答え
Q 空手にはどんな種類があるの?
A 空手は現在、練習方法、競技スタイルによって大きく分けて「伝統系」「フルコンタクト系」に分かれます。伝統系では型と組手の稽古を中心に行い、組手は「寸止め」(すんどめ)と言われる方法で直接相手にダメージを与える打撃は行いません。フルコンタクト系は組手の稽古が中心になり顔面以外への直接打撃があります。(詳細は競技団体により違います。)
伝統系にはいわゆる流派というものがあります。松濤館流、剛柔流、和道流、糸東流、上地流などがあり、真月流は剛柔流、糸東流の系統の型に琉球古武術を伝承しています。
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2015年12月3日 | コメント/トラックバック(0) |
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collabo-baクイズの答え
Q:空手はどこからやって来たでしょうか?
現在空手道として指導されているものの源流は沖縄にあります。中国文化が沖縄に伝わると同時に中国拳法も輸入され、琉球(沖縄)の拳法とミックスされて原型ができたと伝えられています。古くは唐の国の拳法ということで唐手(トウディ)と言われていたものが現在「空手」という呼び方をされるようになりました。手(ティ)と呼ばれるのは拳法という意味です。
真月流空手道は沖縄を源流とする伝統的な空手道と琉球古武術を継承していきます。
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2015年8月30日 | コメント/トラックバック(0) |
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